まいるど・動物病院

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口内から発生したと思われる線維肉腫を治療することになりました。ミニチュアダックス、ちょこ君、14歳。


2024,11,2初診。治療開始。

  2024,11,2初診時撮影

正面から見ても右頬がかなり腫れている。

右頬が大きく腫れていて、硬い大きな腫瘤塊となっています。

触るとガチガチに硬いのが特徴です。

かなり痛いはずです。。。

9月初め、歯周病にり患した臼歯の抜歯時に発見され、CT検査で頬部にも及んでいることが確認されていたようです。

有効な治療法が無いということで様子を見とくしかなかったのですが

最近、急に大きさが目立ってきたとの事です。

口内を診ると、臼歯の抜歯痕と思われる箇所に潰瘍ができ、中央には腫瘍に通じていると思われる7~8mmの穴が開いています。

口腔内から発生したガンは、どんな種類のガンであっても悪性で、

しかも、、治療するにも、ガンの部分に食べ物の一部が入り込んで腐敗したり、口腔内細菌の感染も絶えず必ずおこるので、治療がかなり難しく、結果も難しくなります。

ちょこ君にもそれはおきていると思われます。

線維肉腫は、ただでさえ治療法が広範囲の切除しかない難解のガンなので厄介ですが、

このまま推移を見守るだけではよくない先がみえているので、挑戦することになりました。

毎日2回、確実に、指定した量の薬を飲ませていただきます。

少なくとも、元気・食欲の維持と痛みの極力回避で、高いQOLは維持したいです。


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